こども発達支援ホームいわしろ

【療育⑦】50音のかえ歌を教える

50音のかえ歌の歌詞は、50音の音が語頭につく言葉とその言葉に関連する言葉から構成されます。メロディーは「♪ドレミの歌」です。

たとえば、あ行音のかえ歌では次のような歌となります。
あーは   あひるのあ   ガーガー
いーは   いすのい    こしかける
うーは   うみのう    あおい
えーは   えほんのえ   たのしい
おーは   おひさまのお  ニコニコ   
さあ  歌いましょう  あいうえお  あいうえお    以上

歌詞ができると、歌詞にちなんだ絵カードを作ります。
たとえば、あ行音のかえうたでは、かえ歌に出てくる「あひるや椅子や海や絵本やおひさま」の絵カードをつくります。次にガーガーやこしかけるやあおいや楽しいやニコニコの言葉にジェスチャーをふりつけます。指導をする時は絵カードを見せながら、かえ歌を歌って関連することばの所ではジェスチャ―を披露します。

50音のかえ歌では、歌うことと絵カードとジェスチャーによって、ことばを学ぶことになります。
どうして50音のかえ歌を教えるかというと、次のような理由からです。

50音のかえ歌は、ことばへの関心をもたせます。
発達が順調にいかない子供は、言葉の発達が遅れがちです。そのために、ことばへの関心を持たせることが必要です。言葉への関心をもたせるとりくみとして、50音のかえ歌はうってつけの課題です。
なぜなら、ことばを聞くことと、絵カードを見ることと、ジェスチャーを見ることの
三点セットでことばを学ぶからです。

ことばを話す以前に、50音のかえ歌を子供たちが口ずさむ姿を見ると、50音のかえ歌は、ことばへの関心をもたせる課題であることを実感します。

所長より

私は60年余り幼児の障害児教育に携わってきました。

 

さまざまな障害児の療育に取り組みながら、乳幼児の発達について考察、問題に対する適切な対処の仕方を現場での実践を通じて学んできました。

 

目が合わない、話しかけても反応しない、何かのきっかけでパニックを起こす等は自閉傾向のサインです。

 

赤ちゃんの発達について悩まれたらお気軽にご相談ください。

 

「アイコンタクト子育て支援研究所にじのわ」では、子育て全般に関する相談を行っています。

 

発達障害や自閉傾向のお子さんの療育・相談は「こども発達支援ホームいわしろ」で受付けています。

 

どちらもお問合せは「こども発達支援ホームいわしろ」に、お気軽にお電話ください。

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