こども発達支援ホームいわしろ

【療育⑤】ダンスを教える

ダンスを教えるのは次のような理由からです。

ダンスはみつめる目と人から学ぶ目を育てるのに有効なカリキュラムだからです。
子供はダンスをするには、指導者の体の動き(手本)をみつめることが求められます。
子供は手本をみつめなければ、ダンスができません。
その結果、ダンスの学習をとおして子供にみつめる目と人から目が育まれます。

●ダンスの学習は動作模倣の力を育てる

ダンスの学習では、手本と同じように身体を動かすことが求められます。同じように身体を動かすことをとおして動作模倣の力が育ちます。
動作模倣の術は,さまざまな事柄を学ぶ上で大切なものです。

●ダンスは手や足や身体の動きを向上させる

「いわしろ」ではダンスは単に楽しむだけではなく、全身をバランスよく動かすトレーニングの場ととらえています。
そのために、オリジナルなふりつけをしています。手をかいぐりしながら膝を屈伸したり、拍手をしながら自転したり、手を前後にふりながら足ふみをするふりなど、手や足や身体を同時に動かす動きをとりいれています。
指導体験からわかったことは、身体の動きをリードするのは、手であるということです。
それも示指が伸展すると、しっかりと踊ることができるようになることです。
発達が順調にいかない子供の行動を観察すると、身体の動きが限られています。
ダンスには身体の動きを広げるという効果があります。

●ダンスの学習は音声を聞く力を育てる

ダンスには歌がつきものです。歌を聞きながら体を動かします。
そこで、歌を聞くことによって音声を聞く力が育まれます。

●ダンスで同じを学ぶ

指導者が「同じように手や足を動かしましょう」とくり返し指示を出します。
そこで、動作模倣をとおして、子供は同じということを学びます。

●ダンスで社会性を育てる

いわしろではダンスを通して友達との関わりを作るようにします。
発達が順調にいかない子供は、友達との関わりが乏しいです。
そこで、友達と一緒にダンスをすることによって友達と関わるチャンスを作っています。たとえば、友達と腕をくんで回るふりや友達と手をつなぐふりや友達と手を打ち合うふりなどをとり入れて、友達を意識させるようにしています。

所長より

私は60年余り幼児の障害児教育に携わってきました。

 

さまざまな障害児の療育に取り組みながら、乳幼児の発達について考察、問題に対する適切な対処の仕方を現場での実践を通じて学んできました。

 

目が合わない、話しかけても反応しない、何かのきっかけでパニックを起こす等は自閉傾向のサインです。

 

赤ちゃんの発達について悩まれたらお気軽にご相談ください。

 

「アイコンタクト子育て支援研究所にじのわ」では、子育て全般に関する相談を行っています。

 

発達障害や自閉傾向のお子さんの療育・相談は「こども発達支援ホームいわしろ」で受付けています。

 

どちらもお問合せは「こども発達支援ホームいわしろ」に、お気軽にお電話ください。

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