リズム打ちは曲に合わせて打楽器をかなでる課題です。
「いわしろ」では太鼓やシンバルやカスタネットなどの打楽器を使用しています。
いわしろでは子供達になじみのある曲を選んでオリジナルなリズム打ちを指導しています。リズム打ちを教えるのは次の理由からです。
●リズム打ちは音声を聞く力を育てる
リズム打ちをするには曲に合わせて楽器をかなでることが求められます。
リズム打ちは曲に合わせてリズム打ちをするので、曲をしっかりと聞くことができなければリズム打ちはできません。
そこで、リズム打ちをするために、曲をしっかりと聞くようになります。
その結果、しっかりと曲を聞くということをとおして、音声を聞く力が育ちます。
●リズム打ちは動作模倣の力を育てる
どのようにして子供がリズム打ちを学んでいくかというと、最初は指導者のリズム打ちをする動作を真似することから始まります。
動作模倣によってさまざまな打ち方を学ぶことができるようになると、次に、曲に合わせてリズム打ちをするようになります。こうしたことから、リズム打ちの学習は、動作摸倣の力を育てる場でもあることがわかります。
指導体験からわかったことは、リズム打ちの課題は、子供たちがのりやすい課題であるということです。数回の指導でリズム打ちを習得できるようになる子供がいます。
リズム打ちの学習では、ある程度リズム打ちができるようになったら、子供を友達の前に立たせて、リズム打ちを披露させるようにしています。この取り組みは、子供に自信を持たせることを実感します。