『アイコンタクト子育て』とは

1.アイコンタクトの始まり

赤ちゃんはいつ頃からみつめるのでしょうか?前述した父親は2ヵ月に気がついていますが、新生児期よりみつめることが出ます。

生まれて数日後には抱っこをしている時に、赤ちゃんが抱き手をじーっとみつめているることに気がつきます。
生まれたばかりの赤ちゃんの目は、まだよく見えないはずなのにどうしてみつめるのでしょうか?不思議ですね。

実はよくみえないからじーっとみつめるのです。私共もはっきり見えないと目を凝らしてみつめますね。
新生児の視力は0.02位で目の前10~20㎝先がぼんやりと見える程度です。
このぼんやりと見える位置に来るのが抱き手の顔です。それは抱き手が赤ちゃんと対面した抱っこをするからです。

そこで赤ちゃんは抱き手の顔が目の前にくると、待ってましたとばかりにじーっとみつめます。よく見えないという弱点がいい方向に生きるわけです。月齢が進むにつれて視力が上がり、焦点も合うようになるので、2ヵ月頃になると父親を驚かせたようなじーっとみつめる目となります。

赤ちゃんの方がじーっとみつめてくるので、みつめられた人は赤ちゃんの目にひきこまれて目がはなせられなくなります。

このようにアイコンタクトは月日が進むにつれてよりしっかりとしてきます。

このアイコンタクトが赤ちゃんの発達にかかわっているのです。

所長より

私は60年余り幼児の障害児教育に携わってきました。

 

さまざまな障害児の療育に取り組みながら、乳幼児の発達について考察、問題に対する適切な対処の仕方を現場での実践を通じて学んできました。

 

目が合わない、話しかけても反応しない、何かのきっかけでパニックを起こす等は自閉傾向のサインです。

 

赤ちゃんの発達について悩まれたらお気軽にご相談ください。

 

「アイコンタクト子育て支援研究所にじのわ」では、子育て全般に関する相談を行っています。

 

発達障害や自閉傾向のお子さんの療育・相談は「こども発達支援ホームいわしろ」で受付けています。

 

どちらもお問合せは「こども発達支援ホームいわしろ」に、お気軽にお電話ください。

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